施設と家庭の子どもの幸せについて

ちょっと忙しくて更新できませんでした(;o;)

今日あった出来事で考えたことについて記事にしたいと思います。

今日は朝ご飯を小学生の子と一緒に食べて、「牛乳を朝に飲むとお腹痛くなるんだよねー」などと他愛もない話をしていた。
すると、子どもが「家にいた頃は夜ご飯しか食べてなかったからなー。学園に来たばかりの頃は、朝も昼も食べて、お腹痛くなったなー」と話す。

私はお菓子を全く与えられていなかったことは知っていたが、ご飯まで食べていないとは知らず、内心とっても驚いた。

「だから学園に来た時はガリガリで、みんなにめっちゃ細ーい!って言われてたんだよ」
と、当時の話をしてくれた。



私は学園のみんなが過ごしやすいよう、出来るだけ努力はしているが、どうしても学園内の人間関係でストレスを感じることもたくさんあるし、誰だって親と暮らしたいと願っている、だから、家庭で育てる事が1番だ!と思っていた。

幼児さんなんかを見てると特に、本当にお母さんが大好きで、たまに面会に来ると、ほんっっとうに嬉しそうにして会いに行き、帰る時になると、めちゃめちゃに泣く。それがどれだけ、面会に全然来ない親であろうとも。

だから親はかけがえのない存在で、親に愛情をもらう事が子どもにとって1番の幸せだと思っていた。それがどんなに劣悪な環境だとしても。
(DVは別として)



今日考えていたことは、
私は、もし、小学校の教員だとしたら、このように、ほとんどネグレクトの様な、家庭環境の子どもがいたら、児相に報告するのだろうか、それとも警察に連絡するのだろうか、と考えていた。


子どもにとって、何が1番幸せなのだろうか。

学園で暮らすことは、本当に辛いことだと思う。ルールに縛られて、自由にできない。人間関係でもめる。何より、愛情を1番与えてほしい親がいない。

ネグレクトだからといって、すぐに通報して親と引き離すのは、本当に子どもにとって良いことなのだろうか?

と思った。