半年間、児童養護施設で働いてみて正直辞めたい…その理由

どうも、うさぴよです。

今年の4月から児童養護施設で働いていますが、もうやめたいと毎日思っています。

離職率の高い児童養護施設ですが、何がそんなにつらいのでしょうか。

新任職員なりにまとめていきます。

 

目次

 

 

勤務形態について

夜勤がある

 

 

「夜勤って子どもが寝たら寝れるんじゃないの?」と思われがちですが、まあそうです。ただし、平和な日はね!!!

 

何が起こるのか、一般の家庭の人には想像もつかないかもしれないですが、そうです。脱走です。

刑務所かよ!!とつっこみたくなります。

さて、脱走が起こるとどうなるのか。捜索しに行きます。警察にも連絡して、当然見つかるまで寝れません。

 

脱走が起こらなくても、普段の勤務では子どものお世話に追われて出来なかった事務仕事をするので、徹夜で仕事している人もいます。(年配の職員の方が仕事が多いです)

あとは掃除や、子どもの居室1つ1つ見回りをしてちゃんと寝てるかチェックします。

何事もなく仕事も終われば寝れます。

 

寝る時間ですが、私は寝る前に必ずお風呂に入りたいので、だいたい深夜2時~3時くらいからお風呂に入り始めます。それでだいたい私寝るのは深夜3時~4時です。

 

朝はだいたい6時に起きるので、寝れるのは2~3時間です。

寝れるだけありがたいのかな…?

 

早出がつらい

早出は6:30出勤です。

意外と普通じゃないか?と思うかもしれませんが、前日が遅出だった場合、22:00に勤務終了です。

そうすると、家に帰って、お風呂に入って、寝る時間は、8時間半しかありません。

私の場合、通勤に片道40分かかるので、もっと少ないです。

家に帰ってゆっくりテレビを見ている暇もありません。

 

人間関係

 私の中では人間関係が一番キツいと感じます。

 

 子どもとの関係

 

 子どもとの関係で特に難しいのは中高生との関係!

普通の中高生ですら思春期で難しい年頃なのに、まして施設の子は家庭で様々な問題を抱えています。そんな子たちが集まった施設で問題が起きないわけがありません。

 

特にこれは女子棟での話ですが、子ども達の中で派閥があります。また、この派閥はコロコロメンバーが変わります。気分屋が多いのです。

それにいちいち子どもは悩みます。部屋で泣きはらしている子どももいます。

また、陰口が飛び交っているので、その場にいるだけでストレスが溜まります。

 

子ども同士の対立もありますが、子ども対職員でも対立はあります。

悪いことをしていたら叱るのが職員の役割なのですが、叱ったことで子どもがキレて悪口をさんざん言われるといったことがありました。それには本当に精神が病むし、叱ることに体力を消耗します。

 

保護者との関係

保護者とは、直接連絡が取れる家庭もあれば、児童相談所を挟まなければ連絡を取ってはいけない家庭もあります。

難しい家庭ほど、児童相談所を挟むことが多いです。

それに子どもが保護されて施設に来たことを考えれば、教育に関心のない保護者が多い訳ですから、モンスターペアレントというのはあまりいないかと思います。

ただ保護者からのクレームで、頭を悩ませている職員もいることにはいます。

 

職員同士の関係

 職員同士の関係については、施設だからどうとかではなく、どの職場も同じで運だと思いますが、私の職場では人手不足なので、新人がやめないように皆気を遣って、大丈夫かきいてくれるし、きちんと教えてくれるので、職場の人間関係は良好かです。

 

まとめ

たしかにやりがいはある

私たち児童養護施設の職員は、子どもの親代わりとなり、時には指導したり、時には子どもの話を親身になって聞いたりします。そのような仕事は、たしかにやりがいはあります。子どもがきちんとした大人になるために、私たち職員はなくてはならない存在だし、好いてくれる子どももいます。 

 

ただ体力的にも精神的にも本当にキツい仕事だと言いたいです。